免疫力を上げよう⑥

新型コロナ・・まだまだ心配ですよね。

 

でも、インフルエンザも免疫力が高ければ感染しても無症状や軽い症状で済むこともあることから、新型コロナにも有効と考えられます。ぜひとも免疫力を高めていきましょう。

さて、免疫力を上げる具体的な方法、5つ目は・・それは『腸内環境を整える』です。

 

人間の腸の中には、細菌が生息しています。その種類は3万種類以上、そして約100兆〜1000兆個という驚異的な数!(数については諸説アリ)

 

さらにその総重量は何と、1・5〜2kgにもなります。

 

つまり体重の1・5kg前後は腸内にいる目には見えない細菌達ということになります。

 

さて、その腸内細菌には、腸の消化・吸収を促進する『善玉菌』(乳酸菌やビフィズス菌など)、腸の働きを阻害する『悪玉菌』(大腸菌やブドウ菌など)、どちらでもない『日和見菌(ひよりみきん)』(バクテロイデスや、連鎖球菌など)の3タイプの菌が比率として2:1:7の割合で共生しているのですが、注意すべきなのは、体の調子が落ちて悪玉菌が優勢になると、善悪どちらでもなかった、多数の日和見菌達が悪玉菌達に加担して、結果としてさらに免疫力が落ちて、病気になりやすくなってしまうのです。

 

これを防ぐには、腸内環境を整えるヨーグルト、チーズ、味噌や納豆などの発酵食品や、野菜、キノコ類などの食物繊維などを積極的に摂るようにしましょう。

 

また、いつまでも腸に便が滞留する便秘も腸内環境を悪くして免疫力を下げる原因になります。

 

朝食の1時間後には『大蠕動』といって腸が大きく動く周期があるので朝食を摂るのも免疫力を上げる大事な習慣ですが、どうしても朝食を摂れない・・という人は、せめて温かい白湯を少し多めに飲むと大腸が刺激されて便意を催しやすくなります。

 

毎朝の習慣にするとよいでしょう。

 

メニュー  




関連ブログ・Facebookページ