痛い直後は温めるの? 冷やすの?

ギックリ腰や足の捻挫などの、いわゆる、『急性の筋肉の炎症』では、その患部を温めたらいいのか、それとも冷やしたらいいのかを迷うところですが、一見、温めた方が血行がよくなるのでいいのではと思われがちですが、定説では冷やした方がいいといわれています。

 

これは何故かというと、急性の捻挫の直後などの炎症起こしている場合、患部は細胞が損傷していることが多く、その損傷によって細胞膜から細胞液や血液が流れ出てしまい、細胞の周囲の毛細血管を圧迫してしまいます。

 

そしてそれを放っておくと、幹部周辺の損傷を受けていない正常な細胞にまでも圧迫によって酸素不足が生じてしまい、結果的に痛みのダメージが広がっていくといわれています。

 

ちなみにこれを、『二次的低酸素障害』といわれていますが、こうなると当初よりも患部やその周辺にも炎症が広がり、痛みもさらに強くなってくることがあるのです。 (この時点で温めて血行を良くするのは逆効果になりやすく、あまりお勧めできません)

 

なので、そうならないためにも、炎症の初期には氷や、冷湿布などで冷やし、炎症部位のダメージを最小限に食い止めることが先決といわれています。

 

そして痛みや腫れがおさまってきたところで、今度は血行をよくするために温めるという処置を行う方がよいとされているのですが、この冷と温を切り替えるタイミングは普通の人は難しいので、その辺りは医師や、医療関係者などの専門家の指示を仰ぐようにするとよいでしょう。

 


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